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yorikosan’s blog

思いつくけれど口に出しては言えない事を書くブログ

漫画家になりたい男の言ってることがよくわからない件

www.nych87.com

 

この漫画、面白い。

 

 

作者はきっと、この人に自分が漫画を描いている事を言ってない。

書籍化とかしたらどうするんだろう。

この人にばれても、

知らない、で突き通せるのかな。

まあ、いいけど。

 

漫画家志望に限らず昔からこういう人はいて、程度の差こそあれ、自分もその一人だったと思う。

自分は頭の中では天才だった。

中二病とはそういうものだ…けど、恥ずかしい。恥ずかしくなれただけでも良かったけど。

 

漫画家になりたい男さんのやりたいことは、今は恵まれた時代なので、Webで出来てしまう。

「売れなくてもいいんだよ。自分の漫画で一人でも感動してくれる人がいれば」と思うなら、

pixivでも、ブログでも、作品が途中でもいいから発信すればいい。

大学ノートに鉛筆で漫画を描いて、一頁~三頁ぐらいずつアップしている人もいた。

レズ風俗レポの永田カビさんもそれだし。

運が良ければ書籍化もされて、ネットという狭い世界以外にも見てもらえる可能性がある。

 

でも、皆さんもわかるように、この人は一生描けない。

 

描いたら、「これ、最高です!」という人が一人くらいは出てくると思うが、

(類は友を呼ぶので)

「一人でもわかってくれる人がいればそれでいい」

と言っておきながら、このタイプの人は一人では満足できない。

この素晴らしさがわからないなんてと、世の中を恨むのもこのタイプなので、なかなか面倒だ。

 

でも、こういう人は、とても悲しい家庭環境で育っていて、

とてつもなく悲しい思いをしていたりする人の事が多いから、

個人的には、温かく見守ってあげてほしいと思ってる。

 

漫画家志望ではないけれど、この人と似たような人が身近にいた。

諸事情で自分はその人と同じチームで、あるプロジェクトをしなければいけなかったから、大変だった。

周りは大人だったので、ハイハイと言うことを聞いていたけれど、自分は未熟な正義感があったので、その人と対立してしまった。

火に油を注いでしまった。

 

結局、自分がそこを離れて落着したけれど、今でもうまくできなかったことが悔しい。

 

当時は胃が痛かった。

電車の中で涙がとまらないときがあった。

思い詰めて眠れない夜が続いた。

 

後から「あなたを悪くいう人は誰もいなかった」と聞いたけれど、

「もう少し大人になってくれ」

とは思われていたらしい。

 

 

漫画家になりたい男さんみたいに、現実の自分の能力のなさを、自分でもわかってはいるけれど、直視できない人を、どうか軽蔑はしないであげてほしい。

本人もとても苦しがっているから。

話は聞いてあげてて欲しい。

 

そのうち疲れて言わなくなる…ってことはないけど(実体験)、

(自分は「聞いてやってくれ、そのうち疲れて言わなくなる」と言われていたのだが、自分がその人のいう通りに動かないので、攻撃は止まなかった。今思うと、間違っていることでも、その通りにやってやればよかったのだが、その時は未熟な正義感があったので、ダメだった。)

少しは大人しくなる…ってこともないけど、

きっと何かが変わると思う。

 

その人が理想としている作品はこの世では出来ないし、

その人が思い描いている夢の世界は実現しない。

実現しない以上、その人の不満がなくなることはない。

 

でも、その人は傷ついて、悲しんで、一生懸命生きてる。

 

だから、周りの人は冷たい目をその人に向けるのではなく、

少し「困ったやつだな」って目にしてくれたら、生きやすくなる人がこの世に増えて、自分のようにサンドバッグになる人間が減ると思う。

 

今、そんな人のサンドバッグになっている人達へ。

つらいね。

でも、逃げていい。

正面から受け止めると苦しいだろう。

 

しばらくは自己嫌悪が襲うだろうけれど、時間がなんとかしてくれる。

 

頑張れって言葉は違うと思うけれど、他に思い浮かばなくて申し訳ない。

 

頑張れ。

応援しています。