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yorikosan’s blog

思いつくけれど口に出しては言えない事を書くブログ

自己肯定感の低い人

 少し前にやたらとweb広告に出ていたこの本を読んだ。 

さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ

さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ

 

 レズ風俗はおまけで、「自己肯定感」の低い筆者がどうやって自分を取り戻すかという本である。

筆者のセクシャリティレズビアンだとはあまり思えないし、どちらかというと男性が好きではないから女性の風俗を選びましたという感じがするけれど、その辺りは本人にしかわからない。

公開されるや否や、大きな反響を呼び、書籍化となり、実売部数は知らないが18万部突破だそうな。

しかも「この漫画がすごい 2017」第3位に選ばれたという。

現代のアメリカンドリームを見た気がした。

 

PPAPもそうだけど、当たるとでかいなー。

 

続編がwebで公開されていたのだが、それも今回書籍化された。 

一人交換日記 (ビッグコミックススペシャル)

一人交換日記 (ビッグコミックススペシャル)

 

 webでの最終回がすごいことになっていたので、この状況では書き下ろしはほぼないと思っていたら本当にほぼなかった。

アメリカンドリームは劇薬だったらしい。

とりあえず、酒と死に逃げないで欲しかったが、そのレポを書いているだけ筆者はすごいのかもしれない。

 

書き下ろしはわずかなので、webで読んでいた人はそれで充分。

webで読んでいない人用という感じだった。

なので、評価は分かれそう。実際、Amazonでもわかれている。

 

 

でも、そのちょっとの書き下ろしでも、輝く言葉があって、

「人を平気で傷つけてなんかいたら、人と愛し愛されることなんて無いよ」

という言葉と最後の言葉に安堵した。

ここまでいける筆者がすごいと思う。

 

ここまで出来た筆者なら、筆者はこれから「親を許していく」という作業と向き合うはずだ。

筆者自身が親になることもあるのかもしれない。なれるならなって欲しいし、幸せになって欲しいと思ったりもする。

(でも、男性と恋に落ちましたなんてなったら炎上しそうだ。怖い)

 

世間が永田さんを今よりも忘れたら、そんな未来もあるんじゃないか?

その時まで、とりあえず命は大切に。

 

※ 永田さんに恋する彼女がとても優しすぎて、彼女にも幸せになって欲しい思った。

※ 次回作は自分ではなく、他人を掘り下げる漫画でもいいのではないか。もしくは、最初に全部描いてしまう。後半の絵の荒れ具合と、頸動脈のくだりで恐怖を感じた。